今日は、お受験ママとして、暑くなるこの時期から注意しなければならない「食中毒」についてお伝えして参ります。
一年中、注意が必要な「食中毒」
30~40分前までは、元気に遊んでいたのに、
気付いたら、我が子が
元気がなくて、ボ~っとしている・・・
抱きしめたら、身体が熱い・・・
「どうしたのかしら?」と、心配し始めたら
突然の、嘔吐と下痢、
同じような経験をしたことはありませんか?
「食中毒」の主な症状は、発熱、嘔吐、下痢です。
湿度や気温が高くなるこの時期だからこそ、注意したいのが細菌が原因の「食中毒」。
代表的なのは、病原性大腸菌、カンピロバクターです。
一方、寒い時期にも「食中毒」はあります。
夏は、細菌が原因でしたが、寒い時期は、ウイルスが主な原因になります。
息子の幼稚園時代に、我が家でも真冬の「食中毒」の経験があります。
ちょうど、幼稚園のお餅つき大会に参加した後、疲れてお昼寝してから息子の体調が急に悪化しました。
突然、嘔吐と下痢が始まり、気づくと熱もどんどん上昇して、みるみる息子の表情が変わりました。すぐに病院へ連れていくことさえ大変だったことを鮮明に覚えています。
その時、事前に「食中毒」についての知識をもっと習得しておくべきだったと反省しました。
「食中毒」を予防するための3つのポイント
1、食べ物に菌を「つけない」
2、付着した菌を「増やさない」
3、食べ物や調理器具についた菌を「やっつける」
(日経新聞より引用)
対策としては、
1、食べ物に菌を「つけない」為には、
しっかりと両手をしっかりと除菌石鹸で洗浄してから調理を始めましょう。
2、付着した菌を「増やさない」為には、
調理途中に、お肉や魚などを触った時にも、その都度、1と同じように、除菌石鹸で手洗いをしましょう。
3、食べ物や調理器具についた菌を「やっつける」
まな板や包丁、調理箸、フライ返しなど、調理の際に使用する調理器具は、事前に洗剤でよく洗うことが重要です。忘れがちなのが、フキンです。フキンは漂白剤でしっかりと除菌をすることを心掛けましょう。
「菌」は目に見えませんので、「このくらい大丈夫よね」という考えは手放して、大事なご家族のために「食中毒」の予防対策をしっかりと実践しましょう!
「食中毒」についての豆知識
● 2018年の統計で、食中毒の原因が一番多かったのは、寄生虫「アニサキス」です。
サバやサンマなどの内臓に「アニサキス」がいますので、調理・加工の段階でしっかりと取り除きましょう。
この「アニサキス」は、熱に弱く、60度で1分間加熱すると死滅しますし、マイナス20度以下で24時間以上冷凍する時にも死滅しますので覚えておきましょう。
● 食中毒の危険性が高い料理は、お子さんが大好きな「ハンバーグ」です。
家畜は腸に病原性大腸菌を保有しているので、細かしたひき肉料理の場合には、食中毒を防ぐ為に、しっかりと内部まで火を通しましょう。
● 鶏肉には、食中毒菌「カンピロバクター」が50%以上付着しています。
鶏の腸内にカンピロバクターがすんでいるので、ハンバーグ同様、鶏肉料理もしっかりと内部まで加熱しましょう。
● 冷蔵庫は、詰めすぎず容量の7割程度に抑えて使用します。
詰めすぎると、庫内温度が上昇し、食品が傷みやすくなりますし、何がどこに入っているのか迷子になることも考えられます。もちろん、常に清潔に保つことを心掛けましょう。
● 嘔吐、下痢、発熱など食中毒が疑われる場合にはすぐに病院で受診します。
脱水症状になる可能性が高くなりますので、すぐに病院で適切な処置をしていただきましょう。
「食中毒」を防ぐお弁当作りのポイント
常識なので、確認事項になります・・・
・調理をする前に、除菌石鹸でしっかりと手洗いをしましょう。
・お弁当箱は清潔な状態のものを使用しましょう。
・ご飯、おかずはしっかりと加熱しましょう。
・ご飯もおかずも冷ましてからお弁当箱に詰めましょう。
・おにぎりは、素手でにぎらず、ラップかビニール手袋を使用しましょう。
・梅干しを1個入れましょう。
・水気がでるものはなるべく避けましょう。
・ミニトマトのヘタは取りましょう。
・ドレッシングなどは別容器に入れましょう。
・あまり早い時間から作るのは避けましょう。
・夏期はお弁当箱の外側に保冷剤を入れましょう。
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是非、ご家族との関わり、
保育園や幼稚園での生活、
普段の生活などを大切にしながら、
小学校受験の準備を進めてください。
お母様とお嬢様の両方が最も輝く未来を
いつも応援しております。