今日は小学校受験模試についてお伝えして参ります。
小学校受験模試について
年長さんになると、秋に行われる本番の考査に向けて「模試」を受けるお子さんが多くなります。
「模試」には、主に
・通われてる幼児教室での学びの定着度をみる模試
・学校別模試
・考査内容別模試
などのものがあります。
大手から中小の幼児教室で「模試」を開催していますので、午前中はA教室、午後はB教室などとあっちもこっちも受けていると、多くのお子さんは「模試」疲れになってしまう場合があります。
親御さんの一生懸命さは分かりますが、本来の「模試」の目的は何だったのかを振り返ることも必要です。
管理調整するのは親御さんです。
ただ、勧められるままに「模試」を受けるのではなく、お子さんの様子を観ながら計画を立て、しっかりと目的をもって受けることが重要です。
「模試」を受ける目的とは
お子さんの状態(習熟度)にもよりますが、多くの親御さんは、
大勢のお子さんが受ける会場では、
・緊張していないだろうか、
・キョロキョロしていないだろうか、
・周りのお子さんとの関わりはどうだろうか、
・行動観察などで目立って可笑しなことはないだろうか、
・言葉遣いや行動はどうだろうか、
・女の子としてのお行儀はどうだろうか、
・ペーパーはいつものような結果だろうか、
・出来なかった問題は何だろうか、
・ケアレスミスはないだろうか、
・受験者の中で、我が子の順位はどのあたりだろうか、
・担当した先生からのコメント内容はどうだろうか、
などをチェックすることが目的でしょう。
大勢の園児がいる幼稚園に通われているお子さんと、少人数の幼稚園に通われているお子さんとでは集団行動での言動などが違うでしょうし、日頃から母子だけでペーパー対策などをなさっている場合には、やはり大勢の中で圧倒されてしまうかもしれません。
そのような個々で懸念されているようなことも、「模試」でチェックすることができますので、本番の考査に向けて必要とする適切な対策が分かります。
「模試」の大事なことは、3つ!!
1つ目は、
「模試」とは言え、本番の考査のつもりで受けることです。
先ず、親子で服装、時間、ご挨拶、気持ち、言動などを意識しましょう。
具体的には、
・服装は、親子でお受験スタイル、髪型もきちんとまとめましょう。
・時間は、開始時間の15分前には会場に到着しておきましょう。
・持ち物は、指示されたものを必ず持参しましょう。忘れ物は、親の責任なのに恥ずかしい思いをするのはお子さんですよ。
・挨拶は、いつものように、相手の方に聞こえるような大きさでご挨拶しましょう。
・気持ちは、「テスト」だから、先生の指示をしっかり聞きましょう。
・言動は、「です」「ます」調で丁寧にお話しましょう。
2つ目は、
「模試」の結果を活かすということです。志望校に合格するためには、どんな対策をするべきなのかが分かります。
「模試」の結果を見て、「我が子の順位は○位だった・・・」で終わらせてはいけません。これでは、ただ「模試」を受けただけに終わってしまいます。必ず、「模試」の結果を活用しましょう。
3つ目は、
いつも同じ会場、いつも同じスタッフ、という環境での「模試」は何度も受けずに、今まで受けたことがない教育機関での「模試」も受けてみるということです。
何故なら、「はじめて」の環境だからです。
つまり、同じ環境ですと、いつものお勉強の延長にすぎなくなり、「模試」といっても緊張感はあまり持てなくなります。
そうなると、どんなことが予想できるのか?
お子さんの私語が多くなったり、だらけて集中力を欠いたりと、本来の「模試」を受ける目的が得られなくなる可能性が高くなるからです。
本番の考査は、「はじめて」ですね。親子で緊張もするでしょう。
ですから、今まで受けたことがない教育機関での「模試」も受けてみることをお勧めします。
初対面の方からは、我が子がどんな印象を持たれるのか、ということを冷静に受け止める必要があるからです。
結果のコメント欄に、
ハキハキと大きな声で応えていたとか、
最後まで一生懸命に取り組んでいたとか、
友達とのコミュニケーションが上手だったとか、
などと、思っていたよりも良い評価をいただくこともあるでしょう。また、その逆もあるかもしれませんが、事実を知ることによって必ず次のステップに繋がります。
最後に、これから暑さが厳しくなってきますのでお子さんの様子を観ながら最適な対策を進めてほしいです。
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是非、ご家族との関わり、
保育園や幼稚園での生活、
普段の生活などを大切にしながら、
小学校受験の準備を進めてください。
お母様とお嬢様の両方が最も輝く未来を
いつも応援しております。