今日は、小学校受験の面接テストで質問されている「お手伝い」についてお伝えして参ります。
面接テスト「お手伝い」についての質問
小学校受験の面接テスト、特に、女の子の学校では「お手伝い」については必ず聞かれると思っておかれた方がいいでしょう。
質問は、お母様向けとお子様向けの2パターンが考えられます。
【お母様への質問】
お子さんは、普段お手伝をしていますか?
(応答)
その時、お子さんの様子はいかがですか?
(応答)
お手伝いを通して、成長を感じられる点は何ですか?
(応答)
【お子様への質問】
お家では何かお手伝いをしていますか?
(応答)
その時、お母様は何かおっしゃいますか?
(応答)
○○ちゃんは、お母様に褒めてもらってどんな気持ちがしますか?
(応答)
普段お手伝いをされていても、面接テストでしっかりとお応えできなければ評価されません。
「上手に応えよう。」と思うのではなく、自分の言葉でお応えできるようにしておきましょう。
そして、この質問から、ご家庭のしつけやご家族皆さんの様子、お子様との関わりなどが伝わってしまいます。
ですので、安易に考えずにしっかりと対策をしましょう。
「お手伝い」の6つのメリットとは
我が子たちを観ていても、子供は「お手伝い」を通して成長していくと言っても過言ではありません。その内容も成長とともに変わっていきます。
「お手伝い」のメリットとしては、
1、親子のコミュニケーションが大変良くなる
お手伝いを通して、親子の会話が弾み関わりがより良好になりお互いの信頼関係が増します。
2、人のお役に立てる経験をつめる。
どんな小さなお手伝いだとしても、お手伝いをしたことによって相手に喜んでもらえるという経験は幼い子供にとっては大変貴重なものになります。
3、責任感が培われる
自分で決めたお手伝いであろうと、お願いされたお手伝いであろうと、最後まで行うことによって、責任を果たしたという気持ちになります。
4、自主性(やる気)や計画性が培われる
自分で決めたお手伝いの場合には、自主性と計画性が培われます。
5、自信をもてる
お手伝いをすることによって、お父様やお母様、周りの方から「ありがとう」と褒めてもらうことや、「最後まで出来た」という達成感などによって大きな自信をもてるようになります。
6、生活能力が身につき手際がよくなる
生活習慣の中からお手伝いをすることによって、自然とお子さんは生活能力が身につき、大変手際もよくなります。
どんな「お手伝い」があるの?
未就学児の小さなお子さんのお手伝いですので、自分で考える内容なのか、お父様やお母様、周りの方がお願いする内容なのかによって様々考えられますね。
例えば、
・毎食の配膳
・新聞紙をもってくる
・玄関をほうきと塵取りで掃除する
・食前食後のテーブルをタオルで拭く
・お風呂場を掃除する
・植木鉢に水やりをする
・お皿に盛りつけるなど調理の補助をする
・野菜を洗う
・ゴミを集める
・洗濯物をたたむ
・お買い物をする時に、レジ袋に入れる
などいろいろありますね。
「お手伝い」の際の注意する点
1、最後まで見守る
お子さんが一生懸命に取り組んでいますから、温かい気持ちで見守ります。
2、「早くして」などと催促しない
なかなか進まなくても、途中で「早くして」などと絶対に言いません。
3、お手伝いの出来栄えに対して品評しない
たとえ、良く出来ていなくても、絶対に品評しません。
4、頑張っているお子さんの気持ちや姿に着目する
お手伝いの上手下手ということではなく、お子さんの「お手伝いしよう!」という気持ちや姿に着目します。結果ではありません。
5、最後に、「ありがとう」と言う
お子さんに、おこなってくれたお手伝いに対して、必ず「ありがとう」とお礼を言って褒めてあげます。
是非、お子さんの年齢に合わせて、出来るお手伝いから導いてあげましょう。そして、日常生活の中に、お子さんの「お手伝い」が習慣化されると、成長過程が分かると同時にお手伝いの内容も幅広くなっていきます。
お子さんのやる気や嬉しそうな笑顔を沢山導いてあげられるのは、安心できるご家庭であり、いつも見守っていらっしゃるお父様お母様です。
1日1ポチ、応援していただけると励みになります!
↓ ↓ ↓
是非、ご家族との関わり、
保育園や幼稚園での生活、
普段の生活などを大切にしながら、
小学校受験の準備を進めてください。
お母様とお嬢様の両方が最も輝く未来を
いつも応援しております。