今日は、小学校受験に出題される「お話づくり」についてお伝えして参ります。
「お話づくり」問題の意図
「お話づくり」問題は、過去の問題を精査してみると、多くの学校で出題されていませんが、視点を変えて出題されているように感じます。
つまり、軽視できない分野であり、落とすことのできない対策の一つでしょう。
さて、この「お話づくり」問題の意図は、
一言でいうと、絵の中の状況や物などを見て、瞬時にその関係性を見つけてお話できるかどうかです。
その中には、
自分の考えを自分の言葉で表現できるか、
瞬時に応えられるか、
創造性はあるのか、
お話をする時の様子はどうか、
そして、
お子さんが応える内容によって、
お子さんの日常生活の様子までもが浮き彫りになってしまいます。
「お話づくり」の類題
では、1枚のカードを見せられる場合の類題を見てみましょう。
【類題】
この絵を見て、絵に合うお話をつくってください。
<答え1>
お母様と女の子がいます・・・・
<答え2>
女の子が、お母様と一緒に、卵を割っています。
<答え1><答え2>の内容はどう思いましたか?
絵の中の登場人物や物、行為だけしか言えていませんね。これでは、何もしゃべれなかったお子さんよりも良いですが、花丸のような評価はいただけないでしょう。
このような日常生活に関する絵の場合には、
お子さんのお話の内容には、親子関係やお子さんの育った環境などが表れてしまいます。
「お話づくり」の出題形式&対策
・1枚の絵カードから、
・2枚の絵カードから、
・3~4枚のカードから、
・具体物から、
などと、様々です。
対策としては、先ずは、語彙を増やすことが重要です。
例えば、
お掃除やお料理などのお手伝いは、親子関係を強化しながら自分の気持ちを伝えることができるようになりますし、絵本の読み聞かせは、たくさんの擬似体験ができますので感情豊かになります。そして、絵日記は、自分の考えや想いなどを言葉だけでなく、絵にも表現できるようになります。
お子さんには、このような沢山の実体験を積ませてあげることが大事です。
その実体験を通して、一つひとつ出来ることが増えていきますし、お子さんの中には「自信」という芽がいくつも出てきます。そうなると、お子さんは、自分の考えや想いを自然に表現できるようになっているでしょう。
お子さんの成長が楽しみですね。
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