今日は、小学校受験考査の「個別テスト」で出題された「生活習慣」と「巧緻性」の内容とその対策についてお伝えして参ります。
小学校受験の考査内容について
これまで何度もお伝えしていますが、
小学校受験の考査内容を大きく分けると、
ペーパーテスト
行動観察テスト
個別テスト
巧緻性テスト
運動テスト
面接テスト
などになります。
この中で、今日は「個別テスト」についてお話いたします。
「個別テスト」は、取り入れていない小学校もあります。ですので、お受けになる小学校の出題傾向をしっかりと調べておく必要があります。
また、「個別テスト」の内容も多岐にわたっていますのでしっかりと対策が必要です。
ところで、「個別テストって何?」と思われたお母様はいらっしゃいますか?
ネーミングの通り、先生と1対1のスタイルでのテストのことです。
つまり、考査には集団テストと個別テストがあるのです。
個別テストの内容には
「個別テスト」の内容は、学校によって多種多様です。
具体的には、
質疑応答
お話作り
表現
生活習慣
巧緻性
図形の構成
一般常識
課題画
発想
カード(言語)
など、本当に多岐にわたりますので、合格するためには「個別テスト」対策は必須です。
個別テストでの生活習慣・巧緻性の内容とは
例えば、
【質問内容】
机の上に、制服、布1枚、そして、右側にはセロテープ、アラビアのり、ハサミ、紐が置いてあります。
先生から、
この布で、洋服を包んでください。
そして、右にあるものを使って中から洋服が出てこないように留めてください。
先生の目の前で出題される内容です。
日常生活からしっかりと対策をしていなければお子さんが緊張することが想像できますね。
この問題では、
洋服をきちんと畳むことができるか、
洋服を布で包みことができるか、
紐で縛ることができるか、
が観られています。しかも、紐をセロテープ、アラビアのり、紐の中から選択する必要があるわけです。
セロテープ、アラビアのり、紐の用途をしっかりと理解しておかなければ、緊張のあまり、お子さんがセロテープで留めてしまったり、アラビアのりを使ってしまうことも考えられます。
つまり、日頃のお子さんの様子が分かってしまいます。
対策としては、毎回、お子さんに正しい道具の使い方を教えて、その後は手助けするのではなく、お子さんが自ら取り組んでいることに対しては最後まで見守る姿勢を心掛けることが重要です。
お子さんは、お母様が見守ってくれているという安心感から、最後までいろいろ工夫して取り組めんですね。
このように、お子さんに工夫することの楽しさを体感させて、工夫することが習慣化されることも対策の一つですよ。
普段から工夫することができるお子さんは、考査本番でどんな問題が出題されても、瞬時に自分で考えて、臨機応変に対応できるようになります。
焦らずに一歩一歩進んでいきましょう。
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是非、ご家族との関わり、
保育園や幼稚園での生活、
普段の生活などを大切にしながら、
小学校受験の準備を進めてください。
お母様とお嬢様の両方が最も輝く未来を
いつも応援しております。