今日は、小学校受験考査に頻出している「常識問題」についてお伝えして参ります。
小学校受験「常識」問題について
小学校受験考査には、各学校によって傾向があるものの、広範囲から多種多様の問題が出題されています。
その中でも、「常識」問題は、ペーパーテストからだけでなく、個別テストや質疑応答からも出題されているのです。
昔話、生き物、植物、季節、行事、食べ物、生活習慣、生活道徳、お行儀など幅広い領域が対象となっています。
細かな内容としては、
配膳、
お箸の持ち方、
挨拶の仕方、
公園でのマナー
駅、車内でのマナー
冬に該当しないもの
季節、行事に関するもの
など様々あります。
具体的な出題内容について
【例題 1】
個別テスト
机の上に、絵が描かれたカードが数枚並べられている。このカードの中で、公園でいけないことをしている子供はどれですか?
その理由も話してください。
公園でのマナーを問われる問題です。
公園に限らず公共でのマナーについて、普段からお父様、お母様がお子さんに教えていれば問題ないものです。
ただし、この問題の少し難しい点は、その理由を自分の言葉でしっかりと試験官である先生にお話しなければいけないことです。
本当は分かっているのに、緊張のあまり言葉が出てこないということは大いに考えられるでしょう。
ペーパーテストであれば、〇×を記せば終わりですが、個別テストではそういうわけにはいきません。
つまり、受験される学校の考査に個別テストがあれば、その対策も必須と考えておかれるべきでしょう。
【例題 2】
面接テスト
校長先生からの質問毎日、幼稚園へ電車で通っているんですね。電車に乗るときに注意していることは何ですか?
応答
それは、どうしてですか?
応答
お母様がそうお話しているんですね。
はい
電車でのマナーを問われる質問です。
先生からの「お母様がそうお話しているんですね。」という言葉からも分かるように、ご家庭でのしつけについても観られています。
「常識」問題で失点しないためには
ズバリ、普段の生活から「常識」問題を意識して一つ一つ丁寧に取り組み、何度も繰り返すことです。
そして、善悪のある事柄については、その理由をお子さんが分かる言葉で教えてあげます。リアル体験の方がよりお子さんの理解は深まるはずです。
年間行事や季節に関することについては、その都度実践することは言うまでもありませんが、是非、大きな模造紙で年間行事表を自作し、いつでも確認できるように家のどこかに貼っておきましょう。
別途、持ち歩き用の小さな表も自作しておきます。
言い忘れましたが、ペーパーでの確認も必ずしておきましょう。その際には、お子さんから理由を説明してもらいしっかりと理解しているかを確認します。
お子さんを大げさに褒めてあげることも重要ですよ。
褒める ⇒⇒⇒ 自信となり、やる気が倍増します。
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是非、ご家族との関わり、
保育園や幼稚園での生活、
普段の生活などを大切にしながら、
小学校受験の準備を進めてください。
お母様とお嬢様の両方が最も輝く未来を
いつも応援しております。