今日はお子さんの「心の声」についてお伝えして参ります。
お母様、普段の言動に向きあうことも必要です
「もっと、早く、支度しなさい。」
「もっと、早く、解きなさい。」
「もっと、早く、描きなさい。」
「もっと、早く、食べなさい。」
「もっと、早く、歩きなさい。」
などと、お子さんに話しかけているお母様はいらっしゃいますか?
「あるある」と思われたお母様は、自覚があるからまだいいですが、無意識に発しているお母様もいらっしゃるかもしれませんね。
実は、かつての私がそうだったんです。
息子に対して、無意識に厳しい言葉を連発していました。
当時の私は、
子育ても初めて・・・
小学校受験も初めて・・・
とにかく、毎日一生懸命だったんですね。第一子である息子の将来を考えて色々なことにチャレンジしていました。常に熱い思いを抱いていました。
そんな私だったからこそ、若いお母様に対して、
「是非、時々立ち止まって、自分の言動に向きあうことが必要です」とお伝えしたいのです。
頭をハンマーでたたかれた、息子の言葉とは?
我が家は、娘だけでなく、先ずは息子の小学校受験がありました。
ペーパー重視の暁星小学校を第一志望にしていたので、とにかく、毎日かなりのペーパーをやり込んでいました。
毎日息子に発していた言葉は、
「ペーパーは出来て当たり前、とにかく、スピードが大事。スピードがなければ合格出来ない。」と・・・
当時を思い出すと、息子に申し訳ないと思います。
でも、息子には「絶対に暁星小学校へ合格する」と強い思いがあったので私の厳しい言葉にも負けずについてきていました。本当に偉かったです。
ところが、
息子が年長さんの夏休みだったでしょうか、
いつものようにダイニングテーブルで、
私の左手にはタイマー、右手には赤いボールペンを持ってガンガンにペーパーをやらせていた時でした。
突然、息子から
「お母さん、静かにしてください!
お母さんのガミガミ声で問題を聞き取ることも考えることも出来ない。」
と淡々と言われたんです。
きっと、私の声はかなり大きかったのでしょう。
一瞬、私は茫然としてしまいました。息子の言う通りだったからです。同時に、頭をハンマーでたたかれたような衝撃を受けたことを思い出します。
そして、息子が伸び悩んでいたのは、間違いなく、この私が原因だったと気づいた瞬間でもありました。
それ以来、私は猛省しました。
息子への接し方を改め、「あること」を進めた結果、息子は第一志望の暁星小学校から合格を頂くことが出来ました。
冷静に考えると・・・
息子が、自分の本当の気持ち、いわゆる心の声を、自分の言葉で発してくれたからこそ、親である私は自分の過ちに気づくことができました。
あの時に気づけたことこそ、不幸中の幸いだったと思うのです。
でも、こんなことを考えてしまいます。
もし、親の顔色をうかがいながら、勇気が出せずに、自分の本当の気持ちを言い出せず封じ込めていたとしたら、息子はどうなっていただろう・・・
と、冷静に考えると全身が震えてきます。
もしかしたら、息子は、
何事にもやる気がなくなったり、
チックの症状がでてきたり、
常に、親の顔色を観たり、
常に、周りの人のことを気にして行動できなかったり、
と、色々なことが考えられるからです。
本当に良かったと思います。
強い口調になってしまうお母様、我が子のことを思うからこそだと理解できますが、
時々立ち止まって、自分の言動と向き合いながら、お子さんの心の声を聴いてほしいのです。
そのためには、お母様自身に余裕が必要ですよ。
「自分の良さ(強み)を活かして子育てができるようになりたい・・・」と思っているお母さまには「マザーズコーチ講座」をお勧めします。
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是非、ご家族との関わり、
保育園や幼稚園での生活、
普段の生活などを大切にしながら、
小学校受験の準備を進めてください。
お母様とお嬢様の両方が最も輝く未来を
いつも応援しております。