今日は、小学校受験の巧緻性テストでは必須である「はさみ」について、扱い方や練習方法についてお伝えして参ります。
初めに、「危険」であることを教えましょう!
小さなお子さんに、「はさみを使った制作をどのように進めていいのかわかりません・・・」というお声をよく聞くことがあります。
確かに、はさみは危ないので初めて扱う時には戸惑ってしまいますね。
一番初めに、紙を切るというはさみの役割を伝えて、その扱い方をしっかりと教えましょう。その上で、扱い方次第では指も切れてしまう「危険」なものであることも教えてください。
正しいはさみの持ち方について
・先ず、保護者の方が持ち方の見本を見せます。
・両脇を閉めて、身体の正面ではさみが垂直になるように固定して持ちます。
・小さな穴には親指をいれ、大きな穴には中指と薬指を入れます。人差し指ははさみの穴の外側に添え、小指は手の平に添えます。
・はさみの刃を人に向けてはいけません。
はさみの練習について
はさみの練習には、大きく分けて、
1回切り
連続切り
の二つになります。
超初心者は、1回切りから始めましょう。
先ず、2~3センチ幅の紙を準備して練習をしましょう。やはり、最初は保護者の方が見本を見せてあげましょう。
1回切りがなれてきたら、連続切りを練習しましょう。
実は連続切りにも色々あるんですよ。
直線切り
ジグザグ切り
波線切り
四角の渦まき切り
丸い渦まき切り
色々な形切り
・はさみの練習の時には、左手で紙を持ち、右手ではさみを持ちます。
・切る時には、右手のはさみを回すのではなく、左手の紙を回します。
・お子さんが慣れるまで、必ず、そばで保護者の方が見守ってあげましょう。
はさみの片付け方について
はさみを使い終わったら、机の上に置きっぱなしにせずに、必ず決められた場所にしまいましょう。
ご自宅ではさみのしまう場所を決めておかれるといいですね。
また、キャップがあるはさみは、使い終わったら直ぐにキャップをしましょう。
はさみの渡し方について
はさみを人に渡す時には、必ず、刃の方を自分で持ちながら渡します。
この場合も、保護者の方がどのようにしたら危険でないかをお子さんに見せながら説明してあげましょう。
はさみを使った制作は、小学校受験の巧緻性テストで出題されやすいものです。毎日、コツコツと練習なされば必ず上達します。上達してくると、手際も良くなりますし時間の使い方までも上手になります。
お母様の声掛け
お母様は、見守りながらも沢山褒めて差し上げましょう。大好きなお母様の声掛けや笑顔がお子さんのやる気になります。
つまり、お母様の声が魔法の声になるのです。
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是非、ご家族との関わり、
保育園や幼稚園での生活、
普段の生活などを大切にしながら、
小学校受験の準備を進めてください。
お母様とお嬢様の両方が最も輝く未来を
いつも応援しております。