何故、小学校受験の集団テストには、難しい部分があるのか?
こんにちは。樹(いつき)ひかるです。
この集団テストに関しては、とても難しい部分があります。
「何故、難しいの?」
と、疑問に思われるかもしれませんね。
具体的にお話すると、
試験会場の同じグループに、
Aさん、Bさんなど数名が一緒だとしましょう。
Aさん:とても素直できちんとしていて、先生の指示通りに行動ができる。
Bさん:落ち着きがなく、先生の指示をあまり聞いていない。
同じグループに、
一人でもBさんような落ち着きのないお子さんがいらっしゃると、
その影響を他のお子さんも受けやすくなってしまいます。
つまり、
Aさん他数名のお子さん方が、普段通りの自分を発揮できなくなって、その集団まるごとの評価をされてしまいがちになります。
これが、本番の怖さなんです。
きっと、「え~~」と、思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、落ち着いて考えてみて下さい。
その集団の中で、
全く動じずに先生の指示通りに行動できたとしたら、
そのお子さんは必ず 「キラリ」 と光って見えるはずです。
ということは、
試験会場の先生からの評価も良くなるということです。
では、一体どうすればいいのでしょう。
「キラリ」と光る為には、
普段からまわりのお子さんの影響を受けないように、
しっかりとした自分の意思をもって行動することに限ります。
これは試験前に慌てても全く身につくことではありません。
普段からのお母様のお声かけも大切になります。
ことばで言うのは、とても簡単です。
私の経験から、
・絵本の読み聞かせを通して、集中力だけではく、様々な場面を想像できるようにしてあげて、善悪の判断ができるように導いてあげる。
・夢中になって取り組んでいることは、途中で邪魔せずに、本人が納得するまでとことんやらせてあげる。
・日常生活の中で、お子さんの意思や想いなどを尊重してあげる。
・行動を起こすときには、お子さんにも選択肢をもたせてあがる。
普段から、
お子さんにしっかりとした
意思をもたせてあげることが大事だと思っています。
是非、ご家族との関わり、
保育園や幼稚園での生活、
普段の生活などを大切にしながら、
小学校受験の準備を進めてください。
お母様とお嬢様の両方が最も輝く未来を
いつも応援しております。